【ワインボトルの底は、なぜへこんでいる?】 ワインボトルの底…

【ワインボトルの底は、なぜへこんでいる?】
ワインボトルの底を触ってみると、
真ん中が大きくへこんでいるものがあります。
普段はあまり気にしない部分ですが、
実はこのへこみには「パント」という名前があります。
では、なぜ平らではなく、
わざわざへこませているのでしょうか。
理由の一つは、
昔のワインボトルが職人による手吹きのガラスで造られていたことです。
当時は、今のように底を完全に平らに仕上げるのが難しく、
そのままではボトルがぐらつくことがありました。
そこで底を内側へ押し込むことで、
周囲の部分を安定して立たせやすくしたと考えられています。
そして、シャンパンなどのスパークリングワインでは、
この形が特に重要になります。
スパークリングワインのボトルの中には、
炭酸ガスによる強い圧力がかかっています。
底をへこませることで力を分散し、
ボトルの強度を高める役割があるとされています。
なんとなく高級そうに見えるので、
「底のへこみが深いほど、高級なワインなのでは?」
と思われることもあります。
ですが、へこみの深さだけで
ワインの品質や値段が決まるわけではありません。
深いパントは伝統的なデザインや、
ボトルの見た目を印象的にする目的で採用されることもあります。
つまり、ワインボトルの底には、
昔の職人の工夫と、今も残るデザインの歴史が詰まっているんですね。
いつもはラベルばかり見てしまいますが、
次にワインを手に取ったときは、底にも少し注目してみてください。
何気ない形の中に、
造り手たちが受け継いできた理由が隠れているかもしれません
スナックENでも、
お酒にまつわる小さな話を楽しみながら、ゆっくりお過ごしください。
皆さまは、ワインボトルの底のへこみに気づいていま�